麻木 瀬名

自身を「私（わたくし）」と呼びお嬢様口調で話すが、実際に大地主の祖父を持つご令嬢。幼少期よりクラシックやバレエ、バイオリンにピアノ等、絵に描いたような習い事や、マナーや嗜みなど厳しく指導を受けて来た。少々古風な認識の世界で過ごしてきたため家柄を誇っており、『麻木』の名を大事にしている。遊び人な時期当主の実兄を「馬鹿兄貴」と罵り嫌っている（兄からは雛鳥を扱うかの如く弄ばれているが）。

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入学当初から注目を浴び続け、学力・人気の両方を手中にしている友香の事を一方的にライバル視しており、クラスも別なのにわざわざ突っかかっているが、当の友香からはおもちゃとして、歩羽からは厄介者として扱われている。憧れなのか恋心なのか微妙なラインの感情を友香へ向けているが、本人もどちらの感情が強いのかよくわかっていない。案外ロマンチスト。

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演劇部に所属しており、１年のトップ男役（主役）を担っている。女性らしい口調や振る舞いとは反対に、制服以外は常にズボンを着用しており、スカートは好まない。